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興味がある機材は、お金があったら買った方がいいよって話

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興味がある機材は、お金があったら買った方がいいよって話

スタジオ環境にアウトボードを導入して1年ほどですが、すっかり音楽制作への価値観が変わってしまいました。

今では、レコーディング時にアウトボードでコンプをかけちゃいますし、複数のマイクを使い分けたり、マイキングを工夫する。
スタジオでエレキギターのマイク録音もできるように環境を構築しました。

同じ作業をDAWのプラグインでやった方がもちろん楽です。
ですが、出来上がりの結果に大きな違いがあるので、結果として録音やアウトボードでアプローチした方が早く良い結果にたどり着くパターンが多いです。
得られる学びも非常に多いので、自身の成長にも大きく貢献します。

機材や楽器に投資しようか迷っている方に、その利点と価値の高さについて解説します。
迷わずにとにかく買っちゃいなよ!

プラグインとハードは、バランスが重要

まず、プラグインのエフェクトや音源が質が低いということではありません。
デジタルにはデジタルの得意なところがあって、逆にデジタルではアプローチしにくい問題をハードは簡単に解決することができます。
個人のDTM中心の制作環境では、デジタルですべてを完結できるという考えになりやすいため、コストやスペースなどの理由でハードは敬遠されがちです。

レコーディングでは「良質なプリアンプ」を通るかどうかで録音の出来が大きく変わります。
良質な録音ソースは分離も良いので、音の混ざりも良くなりミックス作業が速く簡潔になります。

デジタル中心の制作は音がダマになりやすいので、そこに細かな調整をいれなければならず、余計に時間がかかってしまいます。
調整がデリケートになることは、クリエイターにも不要なストレスを与え、ネガティブな影響を生んでしまいます。

コンプやEQなども良質な機材の場合、プラグインよりハードに大きく優位性があります。
大胆に設定しても音が悪くなることがないので、思い切ったアプローチができるようになるのもアウトボードの恩恵と言えます。
プラグインの場合、昔に比べかなり音は良くなりましたが、それでもハードと比べると音は痩せやすいです。

PCへの不要な負荷を抑えることができるのも大きなメリットです。
PCが高負荷になってくると、動作は不安定になりますし、当たり前ですが音質も落ちます。

プラグインは掛け捨て、ハードは資産

マイクやアウトボードは、売れます。
良い商品だと原価割れせず、元値の8割くらいで売却することは難しくありません。

プラグインを売却したことありますか?
プラグインはライセンス情報が残ってしまうため売却が難しいのと、ユーザーに中古のプラグインを買うという習慣がないため買い手がつきません。

ハードを使っている人は、だいたい機材を目的にあわせて買ったり売ったりローテーションしています。
プラグインの購入が毎年定期的にコストを失うのに対し、ハードユーザーは言うほどコストがかかっていません。

プラグインはレビューや評判が集めやすいのに対し、ハードは信頼できる情報があつめにくいのも、導入の弊害になっていると感じます。
私自身も、その辺の雰囲気がわかるまでは「とりあえず買ってみて失敗して売る」といった経験も何度もしてきました。
その辺は経験だと思うのですが、安いハードから試してみても十分に価値があると思います。

個人の見解としては、個人のDTMユーザーはマスタリングではハードは不要だと思います。
オールジャンルに対応できる機材はどうしてもコストがかかりすぎますし、使用頻度が少なく投資とのバランスが悪いです。
あくまでレコーディングやミキシングで使えるアウトボードを検討してみると、低価格隊でも良質なものが多くあります。

興味があることを試さないのは、よくない

興味があることをお金や環境を理由に我慢する癖がついてしまうと、新しいことにチャレンジするのが少しずつ苦手になってしまいます。
楽器も機材もシンセも、良いものを一度触ってみると、ソフトとサウンド的にどんな違いがあるのかわかります。
大きい楽器屋だとアウトボードを試させてくれるところもあるので、プラグインと同様にデモって決める、ができれば買い物を失敗することもなくなります。

良い音を作れる環境が揃うと、作業は非常にシンプルになり、クリエイティブな作業に集中することができます。
そこが一番大事なので、制作環境はできるだけ簡単に良い結果が出せるように調整します。

一番大事なのは、機材でもソフトでもなく、あなたの創造性がのびのびと作品に表現されることですよ。

筆者のおすすめ機材

筆者はレコーディングブースがあるので、アンプ録音とかもしますが、家で極端に大きな音が出せない環境を前提に、DTM環境でおすすめの機材をいくつか紹介します。
高価なものは除外して、5万円以下くらいの商品を中心に紹介します。

マイク

録音ソースによって異なりますが、楽器を録音するなら「Shure SM57」を一本持っておきましょう。
ボーカルやアコギなど収録する場合、コンデンサーマイクがマストです。ダイナミックでも取れますが、汎用性が低いです。

低価格帯なら「MXL-V67G」
ハイが少し地味ですが、EQであげるとしっかりあるので、素晴らしいコスパ。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/87964/

4万出せるなら「AMATERAS 8087」
うちのスタジオのメインマイクですが、声に超強いです。
http://www.cafeo.tv/Equipments/8087.html

コンデンサー一本目ならこのどっちかでいいと思います。
アコギはAKGのC214、414シリーズがきらびやかでおすすめです。声と両方取りたいならC414一本でもいけます。
上二つのマイクは、アコギのカッティングなどはC414と比べると少し苦手な印象ですが、声には強いです。
ジャンル選びません。

サブで持つなら、Blue Bottle系がおすすめです。
低価格のエントリーでもドライブ気味の色付けが素晴らしいので、ソースとハマると素晴らしいサウンドになりますよ。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/231459/

マイクプリアンプ

マイクプリが一番コストを抑えるのが難しいかもしれないです。
低価格帯だと、ノイズの面でかなり厳しいです。
SN(ノイズ比)が悪いと静かな音楽がとれなくなるので、ノイズ対策がしっかりしつつ音の良い商品を選びたいです。

UADが使えるなら、UNISON機能で収録するのが無難です。
NEVE 1073とAPIをうちでも使ってますが、ハードとは傾向が違いますが、仕事で使える音です。
あまり個性が強いとジャンルを選んでしまうので、クリーン寄りのものを選びたいですね。
FOCUSRITEの「ISA One」が界隈では有名ですが、色付けが強いのでファーストチョイスではないかな。

とりあえず、ACアダプタの製品は避けときましょう。
ノイズに弱いので。
WARM AUDIOの「TB12」がうちのメインプリになっていますが、このくらいの価格帯からかな、というイメージです。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/265922/

マイクプリは一番大事だし、一番選ぶのが難しい機材だと思います。
メーカーの出している動画で音質チェックをしっかりして、レビューなども検索して下調べをしたほうが良いと思います。
ライン入力もあると、ギターやベースのライン録音にも活用できて超おすすめです。

コンプ、EQ

最近僕が導入したのもあるのですが「KLARK TEKNIK」のクローンはかなりおすすめです。
1台3〜4万円台と嘘みたいな値段でハードコンプやパルテックが手に入ります。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/240311/
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/257602/
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/240310/

うちのスタジオは76-KTを導入しましたが、すでにソフトのコンプより全然良い!と好感触。
ローコストでファーストチョイスなら間違いなくこの辺でいいんじゃないでしょうか?

まとめ

プラグインの世界とハードは優劣というより別の世界です。
ためしてみなきゃ損ですよ!
Let's MNG!!!!!!!

2020年6月25日 :プラグイン (6)

DTMトレーナー:高岡兼時

DTM-Online音楽教室・代表講師
音楽同人サークル『Film Records』代表。
年に2枚の作品をリリース。
他、個人/法人の制作案件をご依頼いただいております。
『Cubase Pro 8で始めるDTM&曲作り』
リットーミュージック・執筆
http://kenjitakaoka.com/

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