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Fortniteから学ぶ「技術習得の真髄」/DTMコラム

Fortniteから学ぶ「技術習得の真髄」

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Fortniteから学ぶ「技術習得の真髄」

みなさん、ゲームってやりますか?
私も長年ゲームから離れていたのですが、今年にはいってすっかり「Fortnite」の虜になってしまいました。

ゲームへの感覚は世代によって認識の差がありますが、私はFortniteをプレイする中で、音楽制作に通ずる非常に多くの学びを得ることができました。

どんなことでも、他のジャンルを学ぶことで得られることは多いです。
今回は私が「Fortnite」から学んだ、DTMにも通ずる学びについて紹介いたします。

Fortniteってどんなゲーム?

APEXやPUBGなどに並ぶ、TPS(サードパーソン・シューティング)形式のバトルロワイヤルを主としたゲームです。
わからない人は、サバゲーみたいなものと思っていただければ理解しやすいです。
バトルロイヤルとは、同じ島に100人が降り立ち、島の中で戦い最後の一人に残れば勝ち、という形式のオンラインゲームです。

オフラインゲームと異なり、ユーザーはコンピューターではなく、同じ時間帯でマッチメイクしたプレーヤーと戦うことになります。
ユーザーは人ごとにレベルや動きの傾向も異なり不規則なため、オフラインゲームと比べてゲームレベルが上がりやすいのも特徴です。

当たり前ですが、プレーヤーは全員、ゲームに勝とうとします。
そこに生まれる戦略は、時間がたつほどに更新されていくので、コンピューターを相手にするように同じ動作をすれば同じ結果が得られる、ということにはなりません。
要するに、オンラインゲームは「ガチ」なんです。

Fortniteは何が面白いのか?

ステータス的な要素がほとんどない

ほとんどのゲームは、時間をかけるほど強い武器が手に入ったりレベルがあがる、課金するほど装備が揃ったりします。
「ステータスゲー」と私は呼んでいますが、こうしたゲームは、時間やお金をかけた人が必然的に有利になります。

対し、Fortniteは、スタート時は誰もが武器を何ももたずにスタートします。
前提条件が同じところからスタートするので、純粋にプレイヤースキルが高い人が勝ちます。
時間もレベル上げも関係ないこの環境は、勝負において非常にフェアな状況を作り出します。

要するに「強ければ勝ち、弱ければ負ける」のがフォートナイトです。

「建築」や「ユニークなマップ」による、勝負の「紛れ」

TPSゲームで最も重要になるのが「エイム」(マトに当てる技術)です。
敵を見つけた時にすばやくマトを合わせられるか、敵からの被弾を防ぎながら敵に狙撃を当て続けられるか。
この辺は、反射神経が大きく関係し、一般的には若い方が有利で、加齢とともに反射神経が衰えるため、不利になります。
そのため、プロゲーマーには非常に若いプレーヤーが多いです。

Fortniteでは勝負にさらに深みを加えるべく、「建築」と「ユニークなマップ」が提供されます。

「建築」とは、プレイヤーが壁や建物を建築、編集し、敵の被弾を防ぐ、有意なポジションに立てるよう建造物を作ることができる機能です。
狙撃のレベルが劣っていても、建築を含めた戦略を構築することで、格上の相手に対して有意に試合を運ぶことができます。

「ユニークなマップ」とは、降りる場所によってその立地特有の性質や特徴があることです。
現在のシーズンの場合、島の中に3つの「ボスのいる拠点」が存在し、ボスを倒すと強い武器やたくさんのアイテム、資源を得ることができます。
そのため、ボスのいる拠点には多くのユーザーが集まるため、戦闘が多発するためレベルが高くなります。
逆に、優位性のないポイントは人が降りる数が少ないため、そのポイントの資源やアイテムを独占できるメリットがあります。

自分のレベルに合わせて降りる場所を選別したり、降りる場所の構造を詳しく把握することで、スキルが低くても地の利を生かして戦うことができます。
また、建物の中で戦うのと平野で戦うのでは戦術も違うため、苦手な部分を補える場所に降りる、というように、勝負により奥行きが生まれます。

弱ければきちんと「負ける」

当たり前ですが、バトルロワイヤルは勝ち残るゲームなので、ほとんどの人が負ける回数の方が多いです。
オフラインゲームはユーザーが買って達成感を得るようにできているので、勝つために様々な練習や研究を重ねることが楽しくもあり、ライトユーザーを遠ざけている理由でもあります。

ゲームをやっていない人は基本的にゲームをしている人を、飲みに言っている人と同じように、極端に言うと少し下に見る傾向があります。

フォートナイトに代表するバトロワは、集中力と戦略と技術を必要とする立派な「スポーツ」であり、それこそがゲームを「eスポーツ」という大きな賞金をかける競技まで押し上げた決定的な理由ではないかと思います。

あれ?音楽と同じじゃね?

フォートナイトで試合に出たり、練習をしているとき、僕が若い時にギターの練習をしている時と同じ印象をもちました。

勝つためには、必要な技術を学び、イメージ通りに動ける技術を身につけ、実戦でも練習した時と同じように動ける気持ちの強さが必要です。
たいくつな基礎練を腐るほどやって、曲をたくさんコピーして、ライブやレコーディングでも緊張せずに演奏する。
あれ?楽器と同じじゃないですか?

これって、お手軽で楽しいことばっかりじゃないんです。
楽器の基礎練ってめっちゃ退屈ですしねw
たかがゲームで、と思うかもしれませんが、「自分自身が成長した実感を得られる達成感」も楽器と同じです。

センスやノリだけではどうにもならない、ユーザー自身の成長をもとめられるのが、現在のオンラインゲームの姿ではないかと思います。

強くなるまでの失敗と試行錯誤

私はまだまだレベル的には初心者ですが、そんな私でも強くなるために様々な試みをします。

強い人のプレイを見るのはもちろん、マップの構図を覚える、ボタン配置や感度を見直す、建築テンプレートを繰り返し練習する、など。
練習通りに動けていても、相手の武器の方が強い、相手の技術レベルが高い、運が悪いなどの理由で当たり前に負けてしまいます。

負けすぎて心が折れてしまう日もありますがw
思い通りにいかないことに対して、いかに反省し、必要なスキルを身につけ、戦略をデザインし実行するという点では、私が音楽や仕事で行っている事に非常に近い点が多く、ゲームから学ばせてもらう点がいくつもありました。

私はFortniteをはじめてからプロゲーマーに強いリスペクトを感じるようになりました。
無料のゲームで、さまざまなプラットフォームに対応しているので、興味がある方は一度プレイしてみても良いかもしれません。

2020年7月10日 :雑記 (2)

DTMトレーナー:高岡兼時

DTM-Online音楽教室・代表講師
音楽同人サークル『Film Records』代表。
年に2枚の作品をリリース。
他、個人/法人の制作案件をご依頼いただいております。
『Cubase Pro 8で始めるDTM&曲作り』
リットーミュージック・執筆
http://kenjitakaoka.com/

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